バージョン 1.2 より、HTML テンプレートファイル や、目次用 HTML テンプレートファイル で指定のテキストファイルを挿入することができます。
この機能により、商品名や価格などの短いデータは csv で用意し、紹介文などの長いデータはテキストファイルで用意することができます。まずは、下の例を見てください。
この例では、《main\【ファイル名】》
の部分で、インクルード機能が使われています。【ファイル名】
の部分は、レコードによって変化します。例えば、最初のレコードのファイル名は、enum.html なので、この部分に main\enum.html が挿入されます。
挿入するテキストファイルは、テンプレートファイルの置かれているフォルダーからの相対パス、もしくは絶対パスで指定します※。
※ バージョン 1.4.5 より、絶対パスにも対応しました。
挿入するテキストファイルの文字コードは、テンプレートファイルと同じものを使用する必要があります。改行コードについても揃えておいたほうが無難でしょう。
目次用 HTML テンプレートの 1 項目めと、3 項目め (繰り返し出力されない部分) 内で、【】によってデータを参照するには、最初のデータを目次用に使う とよいです。
オプションは、ファイル名の前に : (半角コロン)で区切って指定します。例えば、
《?t2<>*bx:filename.txt》
で全てのオプションが指定できます。ただし、<> の機能は、* に含まれるので、指定しなくても動きは同じになります。
ファイルが無い場合にエラーとして扱わない
ファイル内のタブを空白 4 文字で置き換える。t2 のように数字を 1 文字続けることで空白の文字数を変更可能。
ファイル内の < を < に置き換える。
ファイル内の > を > に置き換える。
ファイル内の 「HTML でそのまま表示できない記号」をエンコードする。
ファイル内の改行の前に <br> を付加。
挿入ファイルもテンプレートファイルとして展開します。eXpand / eXecute の x。この機能を使うと、データ行毎にテンプレートファイルを切り変えることもできます※。
※ HTML テンプレートファイルに、《x:【テンプレートファイル名】》とだけ書いておけば、データーごとに「テンプレートファイル名」列で指定したファイルが使われるのと同様の効果が得られます。
インクルードするテンプレートファイル内から、さらにファイルをインクルードするときのパスはインクルードするテンプレートファイルのフォルダーからの相対パスになります。例えば、x:\template.html から、a\a.html をインクルードし、さらに a\a.html から b.html をインクルードすると、対象は、x:\a\b.html になります。
例えば、全ての商品ページで、「全ての商品ページへの目次」を用意したい場合、1回目の実行で「全ての商品ページへの目次」を一時的に生成します。2回目の実行で、実際の商品ページを生成するときに、1回目に生成した「全ての商品ページへの目次」をインクルードすると、そのようなページを用意することができます。
《》を出力する方法は、HTML 自動生成するノ 特殊記号 をご覧ください。
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