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ストローク Q&A

Q.

ドロー系画像編集ソフトって何ですか?

A.

ドロー系というのはペイント系に対する用語です。ペイント系画像編集ソフトでは、画像をピクセルの集まりとして表現し、そのピクセルの色を変更することで、画像の作成や編集を行います。ペイント系ソフトでは拡大すると、画像を構成するピクセルが格子状に並んでいることを確認できます。

ペイント系ソフトで線を拡大

ギザギザを構成する、ほぼ正方形の要素がピクセルです。

で、ドロー系は?

ドロー系ソフトでは、画像を図形の集まりとして表現します。そして、図形は、座標を用いて数学的に表現します。例えば、座標 (0, 0) から、(640, 480) までの太さが 1 の線分という具合です。

ペイント系では、実際に絵を描いているのに対し、ドロー系では絵を描く手順を入力していると思うといいかもしれません。例えば、座標 (0, 0) から、(640, 480) までの太さが 1 の線分を描くという命令を入力してることになります。

実際に、画面に表示するときや、紙に印刷するときに、描く命令が実行されるので、描く対象に合わせて最適な出力を得ることができます。一般的には画面より紙の方が解像度が高い (小さなピクセルで構成される) ので、紙に出力したときには画面に出力したときよりも、よりクッキリ表示されます。

また、座標や、太さなどは普通浮動小数点数として表現されているので、拡大縮小を行なっても、図形の情報が、ほとんど、失なわれません。

ドロー系の欠点は?

ドロー系の利点ばかり述べましたが、もちろん欠点もあります。油絵を描く場合を考えてみてください。絵描きは一つの絵を完成させるまでに、色を変化させながら絵筆を何回も走らせます。例えば、1 万回描いたとした場合、1 万回の描きを再生したり、編集したりするのは大変です。しかも 1 万回の描きかたは一定じゃないので、ドロー系お絵描きソフトは、そのような絵には、全く向いていません。

ドロー系に向いている絵

ドロー系ソフトで描くのに向いている絵は、輪郭のはっきりした絵です。例えば、企業のロゴや文字、セル画調のイラスト、コミック、あるいは、工業製品や図面などです。向いていない絵は、スケッチ、油絵、水彩風の絵や鉛筆画など、複雑なタッチを持つ絵には向いていません。

より詳しい違いを知りたい場合は下記ページをご覧ください。

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