DirectX は、Microsoft Windows において、実行速度が重要ないくつかのデバイスを、高速に制御するための仕組みの総称です。
Direct というのは、OS を介さず直接制御した場合と同等の性能を引き出すことを目的としていることを暗示しています。ただ、どの程度直接になるかは、ハードウェア、DirectX のバージョン、使用方法により変わるので一概には言えません※。
※ 基本的には、ハードウェアを直接制御するための API ではありません。例えば、DirectShow などは専用ハードウェアを必要としませんし、Direct3D にはソフトウェアエミュレーション機能もあります。
X というのは総称を表していて、DirectX は、Direct3D、DirectShow など多数の仕組みから構成されています。特に、Direct3D は 3D グラフィックスを高速に描画するための仕組みですが、最も重要視されているため、DirectX は Direct3D の代名詞のように使われています※。
※ Direct3D よりも、DirectX の方が有名なので、自分もそういう意味でよく使います。
動画を見るノ は、DirectX により快適操作を実現してます。ここでの DirectX は Direct3D を意図していて、画像の描画に、Direct3D を利用しています※。今のところ、奥行き情報は利用していないので、そうは思えないかもしれませんが、レイアウト変更などの滑らかさは、Direct3D の恩恵によるものです。
※ 動画のスナップショット作成には、DirectShow を利用していますが、快適操作には、あまり関係ありません。
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