動画を見るノ では、エクスプローラー同様、フォルダー単位で動画を管理します。エクスプローラーと同様の操作で整理できる ので、簡単です。また、バージョン 1.0.6 からは、過去に閲覧した全ての動画を表示できる強力な「検索」機能 もあります。
フォルダー単位で整理することの一番の特長は、理解しやすいところです。エクスプローラーとほとんど同じように表示されるので、ソフト固有の知識を新しく修得する必要がありません。例えば、動画を見るノではエクスプローラー同様、左にフォルダーツリーが表示されるので、クリックしてフォルダーを開けば、中の動画が表示されます。
フォルダー単位で、動画を整理しておけば、動画編集ソフトや、エクスプローラーなど、他のソフトを利用するときも、同じ環境で、動画ファイルを利用できます。一方、独自の方式の場合には、同ソフトを立ち上げないと、うまくファイルが扱えなくなります。
また、ソフトウェア独自の形式で動画を整理している場合、そのソフトが動かなくなった途端に、整理した状態で動画にアクセスできなくなります。整理した状態を保ったまま、他のソフトに移行するのは困難なので、整理の手間が無駄になることすらあります。
木構造というと何かちょっと難しいですが、会社の組織のように、社長の下に部長、部長の下に課長、その下に平社員というような構造になっていると、たくさんの社員を効率よく管理できます。それと同様で、10 個のフォルダーの下に 10 個のフォルダーを作って 10 個ずつ動画を整理すると、理想的には、1000 枚の動画から 1 枚の動画を探すのに、2 フォルダー辿るだけですみます※2。
※1 ショートカットなどを考えると、厳密には木構造ではありません。
※2 タグ付けでも同様の効果を得られますが、適度に付けるのは結構大変です。
人間の頭は、木構造に整理してある情報を、把握するのが得意です。適切な木構造に整理されていれば、自分のもっている動画には、どのような種類のものがあり、どのくらい偏っているか、大ざっぱに把握できます。一方、フラットにたくさんの動画を扱う場合には、タグで絞り込むことにより、目的の動画を見つけるのは簡単になりますが※、自分の持っている動画の構成を、おおまかに把握するのは難しくなります。
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