ストローク Q&A

Windows に標準で入っている RGB 用のカラープロファイルは、 sRGB IEC61966-2.1 だけみたいです。このプロファイルは、ウェブで標準的に利用されているものなので、ウェブで公開するための画像を作成するには最適です※。

※ もちろん、2013 年現在での話ですが、当分はそうでしょう。

Adobe RGB

sRGB についでよく使われるカラープロファイルは、Adobe RGB です。高色域モニターに採用されている色空間で、sRGB よりちょっとだけ色域が広いです。Adobe RGB プロファイルに対応しているモニターは一般には普及していなので、Adobe RGB の原稿を作っても、普通はあまり役にたちません※。

※ 印刷目的の場合は、最初から CMYK で作成した方がいいと思います。ただし、CMYK から画面のカラープロファイルへの変換処理が発生するので、ちょっと重くなります。なので、重いのが嫌な場合には、Adobe RGB で作成してから CMYK に変換するのがいいのかもしれません。

何故か、同プロファイルは、Adobe からダウンロードできないみたいですが、代わりに、エプソンからダウンロードできるみたいです。

Adobe ICCプロファイル(Windows版) ｜ ダウンロード ｜ エプソン

ストロークでの作業を高速化するには ?

ストロークでは、画面への出力時に、ドキュメントのカラープロファイルから、画面のカラープロファイルへの変換が行われています。普通の普及式のモニターの場合には、ディスプレイのカラープロファイルとして sRGB が採用されているので、ストロークでも sRGB を選択したときに、最も高速になります。

Adobe RGB を採用している場合には、ドキュメントのカラープロファイルとして、モニターと同じものを選択すると描画が速くなると思います。自分は持ってないので、確かめてはいません。速くならなかったら、ごめんなさい。