XNA は、.NET アプリケーション用のライブラリーの一種で、主にゲーム作成に必要となる機能が用意されています。ライブラリーとは、他のプログラムから利用されることを目的として作成されたプログラムの部品を集めたもののことなので、XNA は特にゲームの作成に必要なプログラムの部品を集めたものということです。
.NET アプリケーションとは、.NET フレームワーク上で動く実用的なプログラムのことです。.NET フレームワークは環境の名前です。例えば、Windows アプリケーションは Windows 上で動きますが、それと同じようなことです。
で、.NET のバージョンにもよりますが、Windows には、.NET フレームワークがインストール済み、すなわち環境が用意されているので、.NET アプリケーションはだいたいの Windows では普通に動くことになります。
XNA は、DirectX の機能を .NET アプリケーションから呼び出すためのラッパーライブラリーと考えても間違いないと思います。なので、XNA を利用して構築されたアプリケーションは、DirectX を利用して構築されたアプリケーションと近いパフォーマンスを得ることができると思います。ただ、XNA がターゲットとしている DirectX のバージョンは古いので、最新の DirectX の機能を利用することはできません。が、逆に、多くのパソコンで動作させることができるメリットもあります。
バージョン 2.0 未満の ミルノ PC フォトフレーム は、XNA を利用している .NET アプリケーションでしたが、2.0 以降のバージョンは、Windows アプリケーションとして作成しなおしたため、XNA は使用していません。
2.0 からは、XNA の代わりに、DirectX を直接利用しているので、XNA と同等、あるいはより高いパフォーマンスが期待できると思います。たぶん^^。
ご意見・ご要望などは
フォームメール
から送信してください。
更新情報は、
ブログ
でも配信してます。