多重バックアップとは、複製を 2 つ以上作ることを指します。当然、複製が多いほど、全てのデーターが失われる可能性は低くなるので、単純ですが強力です。
多重バックアップに限りませんが、バックアップ (複製) は、なるべく分散させて配置しましょう。例えば、バックアップ元と同じハードディスクに複製を取った場合、ハードディスクが壊れるとオリジナルデーターとバックアップが同時に破損する可能性がありますが、違うハードディスクにしておけば、一方のハードディスクが壊れてもデーターは保全されます。また、ハードディスクが違っても同じパソコンに内蔵されている場合、火事や地震で同時に失なわれる可能性がありますが、遠隔地 (例えば、アメリカと日本) に分散させておけば、同時に壊れる危険性はさらに低くなると考えられます。
バックアップするノ は多重バックアップに対応しているので、複数の場所にバックアップを簡単に作成できます。特に頻繁にバックアップを取る必要がある場合には、エクスプローラーなどでこつこつ作業するよりも、大幅に労力が削減されるのでおすすめです。また、遠隔地に直接コピーする機能はありませんが、OneDrive などの同期機能を使えば、オンラインストレージ上にバックアップを作成することもできます※。さらに、7-Zip による AES-256 を用いた暗号化 zip ファイルも作成できるので、セキュリティが気になる場合にもご利用いただけます。
※ オンラインストレージ上に自動的にアップロードされる特殊なフォルダーにバックアップを作成すれば、間接的に作成することができます。
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