OneDrive は Micorosoft 社提供のオンラインストレージサービスの名称です。
ストレージは、データーを保存しておく場所のことです。オンラインは、インターネットに接続できる環境なら、どこでも利用可能なことを表しています。
パソコンに保存されているデーターは、通常、そのパソコンからしか取り出せません※ が、オンラインストレージに保存しておけば、あらゆるデバイスから取り出すことができます。例えば自宅のパソコン、会社のパソコン、スマートフォン、ノートパソコンから同じデーターを取り出すことができるので便利です。
※ 何らかの方法でパソコンをサーバー化すれば可能ですが、それはまさにオンラインストレージですが、個人で管理するのは大変なので、OneDrive とかを利用するほうが、ずっと楽です。
また、複数のデバイスからアクセスする必要がなくても、大事なデーターをバックアップするのにも役に立ちます。特に OneDrive は OS 標準の機能で、パソコンと同期が取れるので、とても便利です。
同期がとれるというのは、ある決まったフォルダー内のファイルやフォルダーと OneDrive に保存されているファイルやフォルダーが同じ状態になること※ を指します。具体的には、ある決まったフォルダーに新しいファイルやフォルダーを作ると、OneDrive に自動的にアップロードされますし、逆に OneDrive にのみ存在するファイルやフォルダーがある場合は自動的にダウンロードします。
※ 一般的に、アップロードやダウンロードに時間がかかるので、常に同じ状態であり続けるわけではありませんが、常に同じ状態であり続けようとします。
まず、OneDrive のユーザー名、パスワードが洩れなければ、普通の人に自分のデーターを見られる心配はあまりありません※。
※ もちろん、Microsoft に落ち度があれば、見られてしまう可能性があります。また、操作を誤って、自分で「公開」してしまうこともあるので気を付けましょう。
が、Microsoft の人 (OneDrive のサーバー管理者など) は見ようと思えばパスワードを知らなくても見れると思う※ ので、管理人にも見られたくないデーターは暗号化しておきましょう。(ま、普通はわざわざ見ないでしょうけど)
※ 推測です。見れないようなシステムを構築することも可能ですが、パスワードを忘れた場合にデーターが永久に失なわれるので、普通は見ようと思えば見れるシステムにすると思います。
OneDrive にバックアップするには OneDrive と同期中のフォルダーにバックアップしたいファイルをコピーすれば OK です。バックアップするノ を使えば、7-Zip を利用してファイルを AES-256 で暗号化しつつ、OneDrive と同期中のフォルダーにコピーできるので便利だと思います。無料なので使ってみてくださいね。
ご意見・ご要望などは
フォームメール
から送信してください。
更新情報は、
ブログ
でも配信してます。