ミルノ PC フォトフレーム では、レイアウトされている画像を全て表示し終わった後も、CPU を消費しつづけます。同じフォルダーのとなりの画像の読み込みと拡大縮小処理を行っているためです。(画像の先読み機能)
先読みは、指定のメモリー量に逹っするまで行われるので、メモリー量を減らすことで、先読みにかける時間を制御することができます。極端には、0 にすると先読みが起こらないので、すぐに CPU 使用率は小さくなります。
メモリー量は、設定画面 - 最適化タブ - 全般グループの画像キャッシュ で指定します。表示中の画像のメモリーもカウントされるので、0 付近の値では、先読みは動きません。ディフォルトは、100 MB です。
ミルノは 32 ビットアプリケーションなので、64 ビットの OS 上で動かしていても、2048 MB の制限があります。よって、1024 MB 以上の値を指定すると動作が不安定になる可能性があるため、おすすめしません※。
※ 画像に使われる以外のメモリーはカウントされないので、ミルノ全体で消費するメモリー量は、ここで指定の値よりも、大きくなります。
また、ディフォルトの 100 MB 以上に設定しても、それほどの効果は期待できないと思います。何故なら、ゆっくり見ている場合には、少ないメモリー量でも先読みが間に合います。高速に見ている場合には先読みが間に合わないので、結局、メモリーはあまり使われません。
大きなメモリー量が役にたつのは、フォルダーを開いてから一定時間放置した後 (ここで、たくさんの先読みが行われる)、高速にスクロールする場合です。あまり、行わないたぐいの操作だと思いますが、どうでしょうか?
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