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スタンプ原画作成

アイデアが固まったら後は描いていくだけですが、パソコンでどの程度作業するかによって、3通りくらいの方法があると思います。

1番目の方法は、紙で完全な原画を完成させた後、パソコンで背景を透明にする処理のみ行う方法です。表現力は十分ですが、手間がかかるし、画材なんかでお金もかかるので、この手法で作成してる人はまれだと思います。ただ、この方法で、俺は高速にいい絵が描けるぜ! という人は、挑戦してみても面白そうですね。ただ、パソコンで背景を透明にする作業もそこそこ大変なので、挑戦する場合、できそうかどうか最初に確認しておきましょう(少なくとも、Photoshop ではできるけどお高いです)。 また、原画をパソコンにきれいに取り込むには、スキャナーが必要です。ただ最近はプリンターにスキャナーの機能が付いていることも多いので確認してみましょう。

2番目の方法は、最初から最後までパソコンで描く方法です。マウスで線を引くのは難しいので、タブレットとかタブレットPCがないときびしいです。この方法では、ペイント系のお絵描きソフトを利用します。製品では、Painter なんかが有名ですが、 Photoshop で描く人も多いみたいです。また、FireAlpacaみたいな、無料ソフトもありますが、タブレットを買うとペイント系の製品がおまけで付いてたりするので、要チェックです。タブレットが無い場合は、3番目の方法がおすすめです。

3番目の方法は、紙に線画を描いて、パソコンの取り込んだあとで、ペン入れと着色を行う方法です。この場合も、2番目の方法と同様にペイント系のソフトで清書する手もありますが、ドロー系ソフトで着色する場合について説明します。

線画を描く

過度に縦長だったり横長だったりするスタンプは、「1.4.視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)」として却下される可能性があるので、正方形からあまりはずれないプロポーションになるように描いた方が無難です。

ラインスタンプの比率を考慮しながらデザインするために、 LINE スタンプ用デザイン用紙 A4 を作ってみました。PDF形式でダウンロード できるので、すぐに印刷できます。

線画をパソコンに取り込む

線画をパソコンに取り込むにはスキャナーが便利ですが、無ければ、デジカメやスマホで撮影する手もあります。最近のデジカメは解像度が高く、画面一杯に撮る必要は無いので、原稿が中央にくるように撮影しましょう。普通は、周辺部ほど画像が歪むので、中央部だけ利用した方が逆に画質がよいかもしれません

※ もちろん、一眼レフ+マクロレンズとかなら周辺まで歪みが少ないですけど・・・。

スキャナーもデジカメも無いと結構きびしいです。自分は、昔、原稿をサランラップに油性マジックで移して、サランラップをパソコンの画面に貼り付けた後、それをペイントソフトでなぞるという荒技をやったことがありますが、大変です(笑)。

スキャナーが無い場合、マンガ喫茶を借りてなんとかする方法もあるけど、スキャナーはそんなに高くないので、買った方がお特のような気がする。動けば、1000円のジャンク品でも大丈夫。今回の場合、線画原稿にそれほどの解像度はいりません。

上にも書いたけど、最近のプリンターはスキャナーの機能もあったりするから、調べてみてね。コピー機能なんかがあれば、スキャンもできそうです。

線画を整える

スキャンした原稿には複数の原画があったり、解像度が高すぎたりするので、ペン入れする前に、サイズや解像度を変更しといた方がいいです。ストローク でペン入れする場合には、370×320 ピクセルくらいにしとくと良いです。

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