別に、プログラマー向けではありませんが、プログラマーが自分で使用するために作ったので、同じような境遇の人には使いやすいと思います。
指定のフォルダー内の全てのファイルを、日付付きのフォルダーにコピーするので、相対パスでうまく運用すれば、バックアップ先でビルドが可能だと思います。
フォルダー名に使用される日付は、コピー対象のファイルの更新日付のうち最新のものが使用されます。パソコンの時計が正しく設定されていれば、更新のあったフォルダーのみがバックアップされるので、そこそこ効率よくバックアップを行うことができます。そこそこというのは、差分バックアップに比べると無駄が多いですが、バックアップの度に重複コピーが発生しないという意味です。
フィルターファイル を使用すると、コピー対象のファイルをパスによって「ふるいにかける」ことができます。書式は、ほぼ rsync と同じですが、正規表現は「普通※」なので、より使いやすいと思います。
※ boost の Regex 標準の書式なので、Perl 互換。大文字小文字は区別されます。
7-Zip が必要ですが、フォルダーの代わりに、AES-256 で暗号化された zip ファイルへバックアップすることもできます。OneDrive など共有ストレージに大事なソースコードをバックアップする場合には、やはり暗号化しておきたい※ですよね。
※ OneDrive と同期中のフォルダーに、バックアップを作成すれば、自動的にアップロードされるので便利です。注意点としては、zip は暗号化しても、ファイルパスは暗号化されないので、大事なパスワードなどを「ファイル名」として使用していると危険です。
ウェブを見ていると、ハードディスクが壊れたときにソースコードも失なわれたので、アップデートできません(涙)。みたいなコメントをたまに見ます。ま、作り直せばいいんでしょうけど、無駄な労力だし、できれば避けたい所です。バックアップするノ はそうならないために、できるだけ簡単に実行できるように作ったつもりです。ま、フリーウェアなので、気軽にお試しください。
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