バックアップ方式にはおおまかに 3 種類あります。
の 3 つです。
対象となる全てのファイルを毎回複製します。バックアップするノ はこの方式のみサポートしていますが、全ての対象ファイルが更新されていない場合には新なバックアップを作成しない機能があります。復元にソフトを必要としない点が利点ですが、毎回全てのファイルをコピーするので、時間がかかります。
更新のたびに全てのバックアップを作成しなおすので、冗長です。すなわち、バックアップ先ハードウェアの故障に強いですが、記憶容量は多く使用することになります。ただし、SSD のように全ての領域が読めなくなるような故障だとあまり意味がありません※。
※ 今のところ SSD の故障率は高そうなので、あまりバックアップ先としては適さないようです。容量あたりの単価も高いですしね。
復旧作業はめったに行う作業では無いので、エクスプローラーなどの使いなれたソフトで復旧できる「フルバックアップ」が自分は一番のお気に入りです。というか、差分バックアップとかはあまり使う気がしません。というのも自分は「おっちょこちょい」なので、復元に専用のソフトを使うと間違えそうだからです※。
※ もちろん、エクスプローラーを使っても間違える可能性がありますが、専用のソフトの場合は、復旧方法をマニュアルで理解してから使用する必要があるため、より間違えそうで怖いです(笑)。
最初に全てのファイルを複製し (マスターバックアップと呼ぶととします)、以降はマスターバックアップとの違いのみ複製していきます。復元にはマスターバックアップと最新の差分バックアップが必要となります。また、復元には専用のソフト (普通はバックアップソフトと同じもの) が必要です。
マスターと 1 世代の差分で復旧できるので、増分よりは冗長です。すなわち、バックアップ先ハードウェアの故障には少し強いですが、フルバックアップよりは弱いです。当然、使用する記憶容量も中間となります。
最初に全てのファイルを複製し、以降は増分のみを複製していきます。差分バックアップと違い前回の増分も考慮するため、複製には全ての記録を必要とします。差分バックアップと同様に、復元には専用のソフト (普通はバックアップソフトと同じもの) が必要です。
マスターと全ての増分データーが必要なので、バックアップ先ハードウェアの故障には一番弱いですが、使用する記憶容量は最も小さくてすみます。仕様は最も複雑なので計算には時間がかかるかもしれませんが、コピーする容量が最も小さくなるため、基本的には速いと思います。
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