ストロークは、ロゴやイラストの作成に便利なドロー系の画像編集ソフトです。美しい曲線を、マウスで自由自在に描けるようにすることを目的に作成しました。なので、他のドロー系ソフトが使いにくいと感じている方に特におすすめできます。
ストロークの主な特長は以下の 3 点です。
これらの特長により、タブレットやペンに熟達しなくても、自分の望む理想的な線を、マウスだけで、とても効率的に描いていくことができます。
3次ベジェ曲線の方程式により、曲線の通る点と傾きを指定することで、完全にスムーズな美しい曲線を生成できます。下の例は、4 点を通る曲線を描いたもので、真ん中の 2 点では傾きを指定してます。各点の位置や傾きは、それぞれ、制御点(□)、接線ハンドル(○) を、マウスでドラッグすることで、何度でも簡単に修正できますし、選択してからキーボードの矢印キーで微調整することもできます。
ペイント系のソフトでは普通、理想的な曲線を引くために、何度も描き直す必要がありますが、ドロー系のストロークでは描き直す必要がありません。また、曲線を構成する点を少なくするだけで、滑らかな曲線を、訓練なしで、簡単に作り出せます。もちろん、マウスでも、美しい曲線を導きだせるので、タブレットは全く必要ありません。
ほとんどのドロー系ソフトでは、線の太さを変更することができません。そのため、太さの変わる線を作成するには、線を塗りに変換してから、線の境界の制御点を変更する必要があります。一方、ストロークでは、制御点ごとに線の太さを変更できるので、もっと簡単に、太さの変わる線を描画することができます。
上の例では、ペン先や、ペンで引いた線で顕著に太さを変えてありますが、紙の縁のように、微妙に線の太さを変えることで、あらゆる線を人間がペンで描画したような、生き生きとした線に変化させることができます。また、線の太さを途中で 0 にすれば、途切れた線の中を塗ることもできて、便利です。
もちろん、太さは自動的に滑らかに変化するので、ペイント系のソフトのように、理想的な線を引くために、筆圧を微調整しながら何度も描画しなおす必要がありません。
普通、安価なソフトでは、RGB 色空間しか扱えませんが、ストロークでは CMYK も扱うことができます。CMYK 色空間で作成したドキュメントは、印刷したときの変化が少ないので、印刷を前提とした作業に向いています。PDF、Jpeg、TIFF では、CMYK のまま出力できるので、印刷所に送るデータとしても活用できると思います。
ストロークはインストーラーにより、簡単に実行できます。また、全ての機能を無料でご試用いただけるので、まずは、お試しください。30 日経過すると、読み込んだファイルを編集できなくなりますが、他の機能は、引き続き試用できます。
窓の杜でレビューされました。大変嬉しいです!
過去には、窓の杜のソフトウェアライブラリにも、収録されていましたが、現在は掲載されていません^^。
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