HTML 自動生成するノを使うと複数のレコードからなる データファイル と、HTML テンプレートファイル から、レコード に対応した枚数の HTML ファイル を簡単に自動生成することができます。(↓図参照)
一般的な HTML サーバで CMS を使うには、HTML サーバにシステムをインストールしたり、システムを更新したり、自分好みの設定にカスタマイズしたりする必要があります。もちろん、ホームページの規模が大きい場合にはとても有用ですが、小規模なホームページでは、かえって面倒になってしまうこともあります。HTML 自動生成するノではサーバー側の設定は一切不要のため、特にあまり大規模でないホームページの場合にはよりカンタンに何枚もの HTML を生成、公開することができます。
CMS には運用する HTML サーバーが php や perl などのスクリプトの実行を許可している必要があったり、データベースソフトがインストールされている必要がある場合が多いです。一方、HTML 自動生成するノで生成する HTML には必須ではないので、特に、スクリプトの実行できないサーバーでホームページを公開したい人におすすめです。
また、HTML 自動生成するノで生成できる静的な HTML はリクエスト毎に HTML を生成する動的なページにくらべて、検索エンジンにキャッシュされやすい性質があります。このため、検索エンジンからより訪れやすいホームページを作成することができます。
実は、このホームページ自体が、HTML 自動生成するノで生成されています。基本的には、サーバーサイドスクリプトを利用していません※ が、HTML 自動生成するノと javascript によりこのくらいのホームページは簡単に作成できます。
※ メール送信フォーム ではサーバーサイドスクリプトを使用してます。
HTML 自動生成するノでは、カンマ区切りテキスト (.csv) などの データファイル から、HTML ファイルを一括生成します。カンマ区切りテキストは、Microsoft Excel をはじめ、ほとんどの表計算ソフトやデータベースソフトで出力可能です。
また、タブ区切りテキスト (.tsv) や、1行目区切りテキスト (1sv) も読み込み可能なほか、バージョン 1.3 からは、Excel 形式 (.xls) のファイルも読み込み可能です ※。
※ Microsoft Excel 97 以上がインストールされている必要があります。
使用できる 文字コード は、シフトJIS、EUC-JP、JIS、utf-16、utf-16 (ビッグエンディアン)、utf-7、utf-8 と、日本で普通に使用されているものは網羅されています※1。生成される HTML ファイルの文字コードは、入力した HTML テンプレートファイル と同じ文字コードになるので、文字コードを変換することはできません※2。
※1 内部では、utf-16 で処理されるので、utf-16 に無い文字は文字化けします。
※2 データファイルでは入力や出力と関係無く、自由な文字コードを利用できます。
複数のレコードから 1 つの HTML ファイル を出力する機能があります。この場合、最初に出力する部分、レコード毎に繰り返し出力する部分、最後に出力する部分を 目次用 HTML テンプレート形式 で指定します。(出力例はこちら)
バージョン 1.2 より、テキストファイルを挿入する インクルード機能 が付きました。これにより商品名や金額などの比較的短いデータは csv で、商品紹介などの長い文章はテキストファイルで用意することが可能です。
バージョン 1.4.1 より、インクルード機能 で x オプション を指定することで、挿入ファイルもテンプレートファイルとして展開できるようになりました。この機能によりレコード毎にテンプレートファイルを変化させることもできます。
HTML 自動生成するノの HTML テンプレートで、項目名の前に +
や -
を付加することで、次、または前のレコードの項目を参照することができます。これにより次のページや前のページへのリンクを含む HTML を生成することができます。
バージョン 1.2.2 より、変数の有無により出力する文字列を変更する機能 が付きました。これにより、先頭や末尾でとなりのレコードが無い場合に、異なる文字列を出力したり、変数が空文字列の場合に、出力しないブロックを作成できます。
標準 v3(白、本文左、中央寄せ) などの 無料テンプレート を使用すれば、HTML やスタイルシートについて、あまり詳しくない方でも、綺麗なホームページをカンタンに作成できます。この機会に、ホームページ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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