解像度は、画像を構成する要素 (画素) の多さです。画素はカタカナでピクセルとも言います。文字に縁取りするノ 他、多くのソフトでは、px で表わされていますが、dot (ドット)とも言います。1 ピクセル = 1 px = 1 画素 = 1 dot です。
一方、解像度は、dpi (ドットパーインチ) という単位で表されることが多いです。意味は、dot / inch で、1 インチ内に何ドットの画素が並ぶのかで解像度を表します。例えば 600 dpi の場合、1 インチに 600 個の画素が並びます。
ディスプレイは、72 dpi 程度しかありませんが、プリンターでは、600 dpi を超えるのが普通です。このため、白と黒のみからなる 2値画像はディスプレイではギザギザして見えますが、適切な方法で紙に印刷した場合には、そうなりません。
プリンターにきれいに印刷するには、高解像度の画像を使用します。白黒の場合は、600 dpi、カラーの場合は、300 dpi 程度の画像を用意しましょう。
例えば、ハガキ (100mm x 148mm) に印刷するときに、300 dpi の画像を用意するには、1 inch = 25.4 mm なので、1181px x 1748px (300 / 25.4 * 100 = 1181、300 / 25.4 * 148 = 1748) のサイズの画像を用意します。
文字に縁取りするノ で、高さ 1 cm の印刷用文字画像を作成するには、フォントのサイズに 118px を指定します (300 dpi の場合、300 / 25.4 * 10 = 118)。ただし、フォントのサイズには余白も含まれるので、実際には、少し小さくなります。
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