自作のクラスライブラリを参照するには、おおまかに2つ方法があります。1つは dll として利用する方法と 静的にリンクする方法 ですが、ここでは dll として利用する方法を述べます。
まず、クラスライブラリを利用するプロジェクトを含むソルーションに、クラスライブラリのプロジェクトを追加します。ソルーションにプロジェクトを追加するには、画面右のソルーションエクスプローラのソルーション上で右クリックすると表示されるメニューから、追加(D) -> 既存のプロジェクト(E)... を選択して行います。↓は、Test プロジェクトに、クラスライブラリ SSS を追加したときの様子です。
次に、ソルーションエクスプローラのクラスライブラリを利用したいプロジェクト (上の例では Test) 上で右クリックすると表示されるメニューから、参照の追加(R)... を選択すると表示される、参照の追加画面のプロジェクトタブから、使用するクラスライブラリのプロジェクトを選択します。
これで、参照を追加したプロジェクトで、クラスライブラリを使用することができます。上の例では、Test プロジェクトから、クラスライブラリ SSS を使用することができます。この方法では、クラスライブラリから作成される dll をプログラムといっしょに配る必要があります。dll はプログラムの出力先フォルダに自動的に作成されます。上の例では、bin/Release/ フォルダに Test.exe とともに、SSS.dll が作成されます。
dll を使用せずに、exe にクラスライブラリを組み込んで使用するには、クラスライブラリの静的リンクによる参照 をご覧ください。
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