バックアップするノは、指定のフォルダー配下の全てのファイルを、別のフォルダーまたは zip ファイルにコピーしてバックアップするための寄付歓迎のフリーウェア※ です。
※ 見た目を変更する機能は寄付された方のみの特典ですが、基本的な機能は全て無料でご利用いただけます。
バックアップするノでは、コピー対象のファイルの更新日付のうち最新のものから、バックアップ先のファイルパス (フォルダーまたは zip ファイルのパス) を算出します※。バックアップ先のフォルダーまたは zip ファイルが既に存在するときには、更新箇所が無いものと見なして、バックアップをスキップします。
※ 例えば、C:\Backup\BackupSuruno_2016_01_15_14_30 のように日付や時刻を含むパス名が算出されます。算出のパターンは 自由にカスタマイズ可能 です。
この方式の利点は何といっても、シンプルで理解しやすいところにあります。当然、同期などの複雑な仕様を理解しなくても使えますし、万が一、転送先と転送元を間違えたとしても、新しいファイルを古いファイルで上書きしてしまうような事態には陥りません。
転送元フォルダー、転送先フォルダー (または、zip ファイル) は、共に複数個設定できます。例えば、バックアップ先として別のドライブと OneDrive に共有中のフォルダーの 2 箇所を指定することができます。
有名なオープンソフトウェア 7-Zip を利用する※1 ことで、フォルダーの代わりに、zip 書庫としてバックアップできます。AES-256 で暗号化されたパスワード付き zip ファイル※2 を作成することもできるので、OneDrive など共有ストレージにアップロードするときにもより安心です。
※1 7-Zip 同梱のコマンドラインツール 7z.exe のパスを指定するだけなので簡単に利用できます。
※2 ファイル名やパスは暗号化されないので注意してください。
zip の暗号化に使用するパスワードは、毎回入力する設定と、保存する設定が選択できます。保存する設定は危険ですが、自分しか使用できないパソコンの場合にはより便利です。ただし、パソコンが盗まれた場合など、簡単にパスワードがばれてしまうので、注意が必要です。また、毎回入力する場合でも、パスワードのハッシュ値の比較により、前回入力時のパスワードと違うときには警告が出るので、入力したパスワードが意図していたものと違っていて解凍時に困ってしまう可能性を軽減できます※。
※ 初回で意図していないものを入力していると、2 回目に意図したものが入力できたときに、警告がでます。
上級者向けに、rsync に似た フィルターファイル ※ を指定することもできます。正規表現により、コピーしたいファイルや除外したいファイルのパスを指定できます。
※ rsync とほぼ同じ書式、アルゴリズムで動きますが、普通の正規表現なので、より使いやすいと思います。
「実行後、電源を切る」ボタンを押すと、バックアップが正常に終了した後、自動的にパソコンの電源を切ることができるので、シャットダウン前に実行する手間が軽減されます。電源を切る動作は、「シャットダウン」「ハイバネート」「スリープ」「サインアウト」から選択可能です。また、OS によっては、高速スタートアップも利用できます。
バックアップするノは無料でご利用いただけるフリーウェアです。ただし、見た目を変更する機能は、寄付していただいた方のみの限定機能※ とさせていただきます。
※ 購入後に発行されるライセンスキーを登録するとデザイン設定が使用できるようになります。
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